IEを使い続けるための“お勧め”設定,“デフォルト・セキュア”とMicrosoft Update使用環境を共存化 - ITPro

後半の記述

 今回説明した「IEを使い続けるための“お勧め”設定」を施せば,インターネット上のサイトは,JavaScriptなどの各種スクリプトはおろか,「ActiveXコントロールプラグインの実行」,「ファイルのダウンロード」もすべて無効化されます。このため,まともに閲覧できない,もしくは機能しないサイトやコンテンツが多くなると思います。必要に応じて「信頼済みサイト」にサイトを追加していくことになります。ただ筆者は,「信頼済みサイト」に安易にサイトを追加することはお勧めしません。いったん信頼済みとしたサイトはその後もずっと信頼することとなり,セキュリティ上の観点からは危険だからです。

 結論として筆者は,次のようなIEFirefoxの“二刀流”をお勧めします。イントラネットでは,IE以外では動作保証されない場合があるため,“お勧め”設定を施した上でIEを使います(デフォルトの“中低”で動作)。一方,インターネット上では,スクリプトなどの実行をデフォルト禁止にした上で,各サイトごとに容易かつ一時的にスクリプト動作を有効化できるNoScriptを組み込んだFirefoxを使用します。

IEMicrosoft Updateイントラネット以外は使うなと。
であれば、信頼済みサイトもセキュリティレベル高にしてしまって、Microsoft Updateのみデフォルトのセキュリティレベル中高のインターネットゾーンで、という考えはおかしいですか?